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漫画で教養・知識を身につけよう!「まんがで読破」シリーズが超優秀な件

こんにちは、シロ(@shiro_kitsune7)です!

「活字の難しい本は苦手だけど、まんがは好き」という方は多いのではないでしょうか。

私も漫画、大好きです。

でも、世間では本を読めと言われ「活字の本を読んだ方ががいいのかなぁ」となんとなく罪悪感を感じることもしばしば。

確かに本を読むことは大切だと私も思いますが、同様に漫画にも本にはない魅力があります。

昔、学校の英語の授業で友人が「My hobby is reading books.(私の趣味は本を読むことです)」と言ったら先生が感心した様子で「What kind of books do you read(どんな本を読むの)?」と尋ねました。友人は少し考えてから、気まずそうに「Sorry.I read comic books.(すみません、私が読むのは漫画です)」と。

おそらく友人は漫画と言うのがめんどくさかったか、漫画よりも本を読むと言った方が印象が良いからこう言ったのだと思います。私は心の中で「その気持ちめっちゃわかるーー!」と大共感していた訳なんですが。

いいじゃないですか!漫画でも!漫画は素晴らしいですよ。

少し話が逸れましたが(いやいや、だいぶ逸れている)、本を読むのは苦手でも漫画を読むのは好きな方が多いはず。

漫画を読みながら、本から得られる知識を身につけることが出来れば言うことなしですよね。(原作を読んだことがある人にも内容をおさらいするのにおすすめです。)

そんな方におすすめしたいのが「まんがで読破」のシリーズです。漫画で世界中の名作が読める「まんがで読破」シリーズについてご紹介します。

「まんがで読破」って何?

「まんがで読破」とは、イースト・プレスが刊行するコミック文庫の総称です。

現代の一般人にはなかなか読まれていない名作文学を「漫画」という形で親しんでもらうのを目的としています。

20078月、「人間失格」・「こころ」・「破戒」の3作品を皮切りに刊行が開始し、10周年となった20178月には、通算139タイトル

ビジネス、哲学、教養、文学作品など幅広い知識を得られるだけでなく、学生の受験対策にも繋がります。

私が高校生の頃にいきなり母がこの「まんがで読破」シリーズから数冊買ってきてくれました。

活字の本をあまり読まない私へ、せめて名作の内容は知ってておいた方がいいと考えたからでしょう。実際、漫画を読んで原作も読みたくなりましたし、名作のストーリーを楽しみながら知ることができました。

活字や本が嫌いなお子さんがいる方にもおすすめです。漫画から本に興味を持つきっかけになると思います!

気になる方は試し読みも出来るので、こちらの作品一覧をご覧下さい。

おすすめタイトルとそのあらすじを紹介

人間失格 太宰治作

あらすじ

波乱の人生を歩んだ文豪・太宰治が、死の直前に書き上げた傑作自伝的小説。

「人間はなぜ生きなければいけないの?」
世間を恐れ、道化を装い、周囲を欺き、ありのままの自分を隠してきた少年・葉蔵。
やがて葉蔵は拒否することのできない青年へと成長していく。
愛を求めながらも他者への恐怖に苦悩する孤独な生涯とは?

イースト・プレス公式サイトより

感想

太宰治といえば中学校のの教科書にも載っている「走れメロス」で有名ですね。「人間失格」も言わずと知れた名作。幸福、不幸、人間らしさとは、読んでみるといろいろ考えることがあるのではないでしょうか。主人公葉蔵の言葉には、一言一言考えさせられます。少し暗い場面の多いストーリーではありますが、暗いだけではありません。

ストーリーを知らない人にはぜひ読んでほしい一冊です。原作は読みにくいですが、漫画ではスマートに上手くまとめられていると好評のタイトルです。

ファウスト  ゲーテ作

あらすじ

宇宙の真理、生命の神秘とは?
ファウスト博士は人類究極の謎に挑み、学問を究め尽くしたが、
ついにその解答を見出せずに人生に絶望する。
そこへ悪魔メフィストが現れ問いかける。
「人生をやり直したくないか?」
……魂とひきかえに若返ったファウストの新たな人生が始まる。
偉大な文豪ゲーテがその生涯をかけて描いた代表作を漫画化。

イースト・プレス公式サイトより

感想

ザ・哲学という内容ですが、まんがであれば難しいことを考えずに楽しく読むことができました。私は原作を読んだことがないのですが、どうやら原作とは多少異なるようです。

原作自体が難しいこともあり「漫画ではゲーテの言いたいことが理解しにくい」という意見も目立ちましたが、ストーリーの流れを理解するには十分だと思います。

哲学として「ファウスト」を読むのであれば、予習程度にまんがを読むと理解しやすくなるかもしれません。

罪と罰  ドストエフスキー作

あらすじ

頭脳明晰な青年ラスコリニコフは独自の倫理観に基づき、
強欲な金貸しの老婆を殺害し、目撃者のその妹まで殺してしまう。
想定外の事故、良心の呵責、警察の捜査の影に怯え始めるラスコリニコフ。自首か、逃亡か。
娼婦ソーニャの生き方に心を打たれた彼の選んだ結末は……?
「現代の預言書」とも呼ばれるロシア文学の最高峰を漫画化!

イースト・プレス公式サイトより

感想

序盤からかなり引き込まれるストーリー。題名通り、罪や罰、正義とは何か考えさせられる作品です。

私は普通の漫画もよく読むわけですが、「罪と罰」は少年漫画や青年漫画なんかはどこか似たものを感じることが多いので、読んでいると色々な作品がよりいろいろな視点で考えられて面白いと思います。

阿Q正伝  魯迅作

あらすじ

名前も定かでない日雇い農民の阿Qは「精神勝利法」という一種の癖を持っており、
喧嘩で負けようが、笑い者にされようが、結果を自分の都合の良いように取り替え、
心の中で自分の勝利としていた……。
当時の中国社会にはびこる問題を風刺的に描き、辛亥革命の失敗点を強く指摘したとされる
『阿Q正伝』他『狂人日記』『藤野先生』など5編を漫画化。

 イースト・プレス公式サイトより

感想

「藤野先生」「髪の話」「明日」「狂人日記」「阿Q正伝」の5つの話が収録されています。内容は一つ一つがかなり重めな印象。ストーリーが面白いというわけではありませんでしたが、伝えたいことは明確に伝わってくると思います。

読むことで中国の歴史や魯迅の生きた時代の日中の関係について理解を深めることができるのではないでしょうか。特にその中でも負の面が強調されており、考えさせられます。

日中関係に興味がある人にはぜひ読んでみてほしいと思います。

カラマーゾフの兄弟 ドストエフスキー作

あらすじ

妖艶な美女を奪い合い、長男ドミトリーと淫蕩な父親フョードルが激しくいがみ合う。
家族のことに無関心な次男のイワンと心を痛める三男アレクセイ。
親子の確執は激しさを増し、悲劇は起こる。
信仰や死、国家と教会、貧困、父子・兄弟関係など深遠なテーマを含む人間ドラマ。

現代の預言者ドストエフスキー生涯最後の作品を漫画化。

イースト・プレス公式サイトより

これもまた「罪と罰」同様に青年漫画と似ているものを感じます。ストーリー自体もかなり面白く、さっと読めます。

私は複数の登場人物の名前(特にカタカナ)を覚えるのが苦手なので小説は苦戦するのですが、そんな方には漫画のイラストで認識できるのでかなり読みやすいと思います。

原作の内容はかなり難解なので、導入としてまんがで予習しておくと良さそうです(口コミでも同じような意見多数)。

「カラマーゾフの兄弟」は様々な作品に名前だけ登場することもあるのでお勧めしたい1冊です。(名作は大体そうでしょと言われればそれまでですが…)

単純に物語としても面白いですよ!

おわりに

今回は「まんがで読破」を紹介させて頂きました。

はじめて読んだ時には漫画で名作の概要を知ることが出来るなんて、「なんと素晴らしいんだ!」と衝撃を受けました。

原作の本を読むに越したことはないのかもしれませんが、概要知っているだけで得する機会はいくらでもありますよね。

例えば、少し知的な話題を振ることができるかもしれませんし、受験や大学でも教養として役に立ちます。実際に大学の講義内で話題が出ることも少なくないので、話題に出でくると「あっ、まんがで読破で読んだわ」と心の中で思います(笑)

漫画から原作を読むきっかけになればと思います。タイトルもかなりの数があるので、気になるものがあればぜひ1度読んでみてくださいね。

最後まで読んでくださりありがとうございました。